ビー玉、おはじきをはじいてみよう

手作りおもちゃを作る前に、ビー玉、おはじきなどをはじいて遊んでみましょう。昔からの遊び方で遊んだり、ちょっと科学の実験をしてみたり、とそれ自体で手作りおもちゃのように、いろいろ楽しめます。
その1 おはじきをはじこう
【100円ショップで買える材料】
おはじき
【遊び方】
1 おはじきを、テーブルの上にばらまきます。
2 当てようとするおはじき(B)と、はじくおはじき(A)の間に、
小指で線をひきます。
このとき、おはじきに触れたらアウトで、
はじかずに次の人の番になります。
3 おはじきをはじきます。
うまく当てようとするおはじきにあてたら、その人のものになります。
当てたらもう一度繰り返します。
当てられなかったり、おはじきにさわったりすると、次の人の番です。
一番多くおはじきを集めた人が勝ちです。
【遊び方のポイント】
正式には、あてようとするおはじき以外のおはじきに当たると「おやつ」といって、
持っているおはじきを全部元に戻さなければいけない、
というルールがあるのですが、難しくなるので省略しました。
弾くのが上手になったらそのルールを入れると面白くなりそうですね。
そしておはじきを弾くのって、ちょっと力が入りすぎるとうまくいきません。
普通、人差し指を親指でおさえて弾きますが、
人差し指だけを使ったほうが、コントロールがつくような気がします。
試してみてくださいね。
その2 ビー玉をはじこう
【100円ショップで買える材料】
ビー玉 袋クリップ
【遊び方】
1 袋クリップの上にビー玉を3つ並べます。
2 ビー玉をもうひとつ少し離れた場所に置き、
3つのビー玉めがけてはじいてみます。
「何個のビー玉が動くでしょう?」と子どもに聞いてみましょう。
3 「全部動くんじゃないの?」という子が多いと思いますが、
正解は、ビー玉はひとつ動く、でした。
4 では、ふたつ弾くと?
5 ビー玉はふたつ動きます。
6 3個弾くと?
7 3個全部が動きます。
8 では、4個弾くと?
9 写真のように、4対3にわかれます。
ちょっと面白い、実験的な手作りおもちゃになりました。
【製作時間】
ビー玉と袋クリップさえあれば、すぐさま実験が開始できます。
【遊び方のポイント】
ビー玉をクリップの上に並べるのは案外難しく転がってしまうかもしれませんが、
指先に神経を集中してがんばってやってみてください。
また、袋クリップでも、レールにきちんとビー玉がのらないタイプのものもありますので、
確認してから使ってくださいね。
【子どもの反応】
おはじき遊びは、7歳の長女と二人でやりました。
5歳の長男はちょっと弾くのが難しかったようです。
3歳の次男はルール無視でひたすらおはじきを集めようとしてました。
ビー玉の実験は、7歳の長女と5歳の長男は「なんで?」と感心してましたが、
3歳の次男はやはりビー玉を収集しようとしてました。
小学生、幼稚園むけの手作りおもちゃのようです。